やることが多くて残業がちな経理業務。外部会社に委託をして軽くしたいとは思いませんか?ルーチンワークをぐっと減らすと、他の業務に集中できるようになります。

とくに中小企業では総務と経理がともに扱われ、業務が適正範囲を超えていることも……。

業務のアウトソーシング(業務委託)は、業務改善のためにも利用されてきています。
実際に経費精算業務のアウトソースによる費用対効果は絶大です。

例えば300人規模の企業では以前は年間数百万円かかっていたコストが半分以下になったという試算もあります。

経理課
単純作業に業務を圧迫されています。経費精算業務をアウトソーシング化して業務量を減らしたいです。
専門家
とくに中小企業では一人当たりの業務量が多く、深刻な問題ですね。よりよい会社にしていくためにも、アウトソーシングをうまく活用していきましょう。そのために国内のアウトソーシング会社を比較していきますよ。

経費精算の代行・アウトソーシングとは

経費精算で発生した業務を代行(アウトソーシング)してくれるサービスです。

たとえば、日々の領収書を集めてアウトソーシング会社へ郵送。領収書は代理入力されて、最終的な決裁待ちの状態でデータがきます。

また、別のアウトソーシング会社では代理入力から内部の問い合わせにも対応。面倒な月次決算までやってくれるところも。

領収書の代理入力だけでもアウトソーシングすると、日々の入力がぐっと減ります。
会計ソフトへの入力、精査を依頼を依頼をして最終判断のみ自社でやると、上席以外の仕事は劇的に改善。上席にとっても不備だらけの書類を見るわけではありませんので、負担そのものは減りますね。
経理以外の他部署も、領収書をまとめて清算書を作る手間が省けます。

アウトソーシング会社を利用すると、その分費用はかかりますが、新しい働き方を提供できる面で会社に大きく貢献できるシステムです。

経費精算業務をアウトソーシングするメリット・デメリット

経費精算業務をアウトソーシングすることで得られるメリットは以下の5点です。

  1. 専門知識を持つ業者に委託することでミスが減る
  2. 他の社員の目には触れさせたくない書類(給与関係など)を第三者にまかせられる
  3. 余計な業務を委託することで、他のコア業務に専念できる
  4. 第三者に依頼をすることで横領などの不正防止になる
  5. 特に中小企業では反発が出やすい規制導入がスムーズに行える

    デメリットは、

    1. 例外的な措置が難しいため、緊急対応などはできない
    2. 委託をするために、現在の経理業務のマニュアル・流れを示した資料が別途必要

    以上の2点です。

    アウトソーシングの他にも領収書やレシートの入力を代行してくれるクラウドサービスも出てきています。
    こうしたサービスを活用することでいきなり業務のアウトソーシングをするよりも費用・手間ともに小さく始めることができます。詳しくはぜひ下記記事をご覧ください。

    アウトソーシング会社で失敗しないための3つのポイント

    外部会社に頼めば、自分が思った通りのアウトプットがもらえると思っていませんか?
    アウトソーシングをする際には、自分たちのニーズ、提供先の機能をしっかりと理解し、その相性を見極めなければいけないのです。

    アウトソーシングによって「実際に経費精算の手間が減るのかどうか」という目線をもつことが重要です。会社選びにおいて気をつけるべき3つの点を記載いたします。

    1. どれくらい入力が自動化されているのか
    2. アウトソーシングで代行してくれる業務内容の範囲は?
    3. 会計ソフトと連携できるか

    経費精算のアウトソーシング会社7社を徹底比較!

    経費精算といっても、請求書作成まで代行してくれたり、売掛金の管理まで行ってくれたりと代行範囲は様々です。
    経理内部で時間がかかっている業務を洗い出して、御社にピッタリのアウトソーシング会社をみつけることをおすすめします。

    ①LIXIL
    経理事務センター
    ②NOC
    経費精算効率化サービス
    Growin’ Partners Accounting ④オンワードアカウンティング ⑤ビジネスパートナーズ株式会社 ⑥トランスコスモス ⑦吉岡マネジメントグループ
    月額費用 センター型:30万円~

    訪問型:17万円~

    月額料金:18万円

    お問い合わせ

    お見積り

    社員数100名

    非上場:95,000円/月

    お問い合わせ 記載なし  200名 2000仕訳

    75,000円/月

    経費精算
    領収書の入力 ×
    立て替えた経費の精算 × × ×
    月次決算サポート ×
    導入企業 業種:電子機器製造販売

    従業員数:2,500名

    株式会社ダーツライブ

    マースジャパン リミテッド

     

    伊藤忠オートモービル株式会社

    株式会社ラック

    社員数:800名(国内外に多数の事業所)
    業種:電子機械メーカー(上場会社)
    発表なし 味の素株式会社 発表なし

    ①LIXIL住生活ソリューション 経理事務センター

    LIXIL株式会社によるアウトソーシングサービスです。センター型と訪問型の2種類があり、自社に合わせて利用することができます。

    • センター型:会社訪問はせず、BPOセンターで処理を行います。
    • 訪問型:実務経験豊富なスタッフが会社へ訪問し、経理業務を行います。

    センター型

    経理に関わる処理はすべてBPOセンターで行います。経理知識のあるスタッフたちが常駐しているため、処理はスピーディで正確です。

    訪問型のようにスタッフが来社することはありません。

    専用のセンター内で処理をすることでセキュリティ面がしっかりしているのに低コストです

    委託内容 業務量 料金
    仕訳入力・部門対応 3,000件 300,000円/月
    立替経費精算・支払処理 立替経費精算(月2回、300件)
    支払処理(月2回、200件)
    350,000円/月

    訪問型

    簿記資格を保有し、経費精算に関して知識豊富なスタッフが来社します。クライアントの事務所で処理を行うため、会計システムはそのまま使えます。

    経費精算については領収書が集まってくるタイミングで訪問日を設定。時間を無駄にすることなくアウトソーシングを実行することが可能です。

    また、スタッフの訪問回数は1日単位で設定できるので、業務量と予算を相談した上で決められます。

    委託内容 業務量 料 金
    立替経費精算 210名/月2回 170,000円/月
    立替経費精算・支払管理業務 月4回精算500件、支払300件 450,000円/月
    仕訳入力業務・入金管理業務・支払管理業務 7,000仕訳 700,000円/月

    ※料金は物量、作業内容、作業日程等により異なります。
     上記料金は参考料金となります。詳細なお見積りはヒヤリング・業務調査実施の上でご提案させて頂きます。

    公式HP:https://www.keirijimu.jp/

    ②NOC 経費精算効率化サービス

    NOC 経費精算効率化サービス

    初期費用20万円から導入できるのが、NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社です。

    アウトソーシング化したい経理業務で見積をお出しして、会社1社ずつ設定します。ヒアリングで決めることで、自社にピッタリのアウトソーシングが実現するのが強みです。

    また、自社に合っている会計システムの提案もしてもらえるので、効率よく業務がアップグレードします。

    料 金
    初期設定費 200,000円
    月額料金 180,000円/月

      NOC 経費精算効率化サービスのメリット

      公式HP:https://www.noc-net.co.jp/expense/

      ③Growin’ Partners Accounting(グローウィン・パートナーズ・アカウンティング株式会社)

      Growin’ Partners Accounting

      仮払・立替経費の承認代行のアウトソーシングをしているグローウィン・パートナーズ・アカウンティング株式会社です。自社で処理するよりも専門的に扱っている会社に依頼をした方が速くて正確。生産性もアップします。

      費用はお見積りからの提示となり、自社にぴったりのプランを紹介してくれることでしょう。

      Growin’ Partners Accountingの業務内容

      公式HP:http://www.growin-ac.jp/service/expense-os.html

      ④オンワードアカウンティング

      オンワードアカウンティング

      会計プロフェッショナルによるサービスを売りにしている株式会社オンワード・アカウンティングです。

      社員数100名ほどの会社で一か月95,000円~利用でき、比較的安価なサービス。ですが、経理知識、簿記知識が豊富な人材が揃っており、コストパフォーマンスが高いアウトソーシングです。

      経費精算の中ではトップレベルで面倒な海外出張の領収書も対応可能。海外出張が多い会社ではとくにおすすめです。

      オンワードアカウンティングの業務内容

      公式サイト:http://www.onward-ac.jp/

      ⑤ビジネスパートナーズ株式会社

      ビジネスパートナーズ株式会社

      経費精算から経理業務全般を代行しているのがビジネスパートナーズ株式会社です。なかなか求人を募集しても人が集まりにくい時代。経理担当者がいなくても、経費精算業務をすべておまかせできます。

      経理をしていると法改正や制度の変更に対応するのが大変ですが、ビジネスパートナーズ株式会社では、それらの更新料は無償です。コスト面であまりかけられない会社にとって、余計なところにお金がかからないのはありがたいですね。

      費用はお見積り後の提案。自社に合ったアウトソーシングをご提供します。

      公式サイト:https://www.i-bp.co.jp/accounting.php

      ⑥トランスコスモス

      トランスコスモス

      専門スタッフが駐在しているBPOセンターを持っているトランスコスモス。大型センター業務に定評のある会社だからこそ、迅速に経費精算が行えます。

      証憑書類のデータを送ることで、証憑のチェック、入力、データ格納まで一括して処理可能。証憑の不備や差し戻しもトランスコスモス内でチェックしますので、自社の仕事をぐっと減らすことができます。

      トランスコスモスでは領収書のデータ化、電子化を推進しており、業務の効率化に貢献してまいります。

        トランスコスモスの業務内容

        ⑦吉岡マネジメントグループ

        吉岡マネジメントグループ

        どちらかというと経営計画やコンサルティング業に重点を置いているのが、吉岡マネジメントグループによるアウトソーシングサービスです。経理部門の支援で経費精算のアウトソーシングが受けられます。

        費用は200名、2,000仕訳で一か月75,000円~と比較的安価です。専門スタッフが対応しますので、品質はとても大会のが特徴的。

          公式サイト:http://yoshioka-group.jp/consulting/

          まとめ

          時間ばかりがかかるルーチンワーク・経費精算をアウトソーシングできる7社をご紹介しました。

          経理のプロフェッショナルが駐在しているセンターで処理をしたり、自社に派遣をしてくれたりするアウトソーシング。今ある業務を改善して業務量を減らすのはもちろんのこと、法改正にもスピーディーに対応してくれるので自社で処理をするよりもずっと安全性も高いです。

          もし、費用面で心配な方がいらっしゃいましたら、最新式の経費精算システムの導入がおすすめ。

          経費精算システムの中でも特に優れているDr.経費精算は、領収書をスマートフォンで撮影をしてデータを送信するだけで専門スタッフが代理入力してくれます。正確性は99.9%ととても高く、他のシステムのように修正はいりません。

          経費精算をどんどん軽くしていき、本来の業務に集中して打ち込める環境を作ってまいりましょう。

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